70代の人が薬剤師の求人に応募をして採用されるためにやっておくべきこと

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薬剤師は高度な専門性を有する職業の一つですが、年齢の経過に伴い正社員として採用される機会が少なくなる傾向があります。特に、70代の薬剤師の有資格者は、なかなか就職先が決まらなかったり、給料をはじめとした条件が低くなったりするケースも多いため、時間を掛けて職場探しをすることが肝心です。

また、実務経験が豊富な人は、シニア向けの求人サイトや中小の転職エージェントのお世話になるといった方法もあります。

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シニア向けの求人数が多いサイトを使って希望条件に合う職場を探してみよう

70代の薬剤師の有資格者が就職活動を始めるにあたっては、直接求人先に問い合わせをしてもすぐに断られてしまうこともあるため、シニア向けの求人サイトを使って高齢者を歓迎している職場を探すことがおすすめです。

シニア人材の活用に積極的な医療現場や民間企業の数は年々増加しており、定年退職をした薬剤師が無理なく働ける環境が整っている職場も少なくありません。また、求人サイトによっては一定の実務経験を持つシニアのみが応募できる求人を紹介しているところもあるため、じっくりといくつかのサイトの特徴を調べてみると良いでしょう。

一般的に、病棟や老人ホームなどの夜勤を担当する機会が多い現場については、70代の薬剤師にとって身体的な負担が大きくなる傾向が見られるため注意をすることが大事です。

シニアの薬剤師が活躍している事業所の中には、大手の求人サイトを通じてそれぞれのスタッフの働き方について分かりやすく紹介しているところも多数あります。なお、働き始めてから後悔をしないために、求人サイトで少しでも関心がある職場を見つけた時には、積極的に人事担当者にメールや電話などで質問をしてみましょう。

大学病院や公立病院での経験が豊富な人は年齢に関係なく働けることもある

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大学病院や公立病院での薬剤師の実務経験が豊富な人は、年齢の面でハンデを感じることなく働ける職場もたくさんあります。特に、ベテランの人材が不足している病棟や外来においては、70代以上の薬剤師の再就職を積極的にサポートしているところもあり、長く現場を離れていた人もスムーズに職場に順応することが可能です。

また、規模が小さい調剤薬局などでは、シニアの薬剤師を管理者として配置しているところもあり、年齢に関係なく高収入を得ることもできます。シニアの薬剤師の人数が多い事業所の中には、正社員以外のスタッフを対象に、勤務日数や勤務時間などの希望に応じたり、週に一日から仕事ができる環境を整えたりしているところも目立っています。

過去の実務経験がそのまま役立つ職場を見つけるにあたっては、同じ年代の薬剤師の有資格者が働いている職場を紹介してもらったり、シニアの求職者の間で人気がある職場の見学を希望したりすることがポイントです。その他、職場によってはシニアの薬剤師の再就職に際して、一定の給付金を支給しているところや、職員寮を用意しているところもあるため、経済的な面でも安心して働き始めることができます。

シニア向けの求人を出している事業所が集まる就職相談会に足を運ぼう

70代の薬剤師が資格を生かして働くうえで、シニア向けの求人を出している事業所が集まる就職相談会に足を運んでみるのも良いでしょう。こうしたイベントの中には、実際に現役で働いているシニアの薬剤師に話を聞けたり、その場で面接をしてもらえたりすることもあるため、日ごろから積極的に開催情報をチェックすることがおすすめです。

採用人数が少ない調剤薬局やクリニックなどは、条件に合う人が見つかれば、就職相談会の会場内で採用が決まるケースもあるため、すぐに新しい職場で働きたい人にも絶好の機会となっています。最近では、シニアの薬剤師の間で人気がある就職相談会について、様々な求人媒体で取り上げられることもあります。

そこで、スムーズに就職先の候補を見つけたい人は、時間を掛けて色々な就職相談会の特徴を把握するのも良いでしょう。

中小の転職エージェントにシニアにぴったりの職場を提案してもらおう

70代の薬剤師が自分で仕事を探すのが困難な場合には、医療関係の就職事情に詳しい中小の転職エージェントで会員登録をして、シニアにぴったりの職場を提案してもらうといった方法もあります。地域に密着した転職エージェントの中には、70代以上でも問題なく働ける職場の求人を多く扱っているところも少なくないため、諦めることなく担当者と相談を重ねることがポイントです。

また、転職エージェントによっては、希望者を対象に適性診断や面接対策などを実施しているところもあるため、就職活動に自信が無い人はサポートがしっかりとしているエージェントを見極めることが肝心です。求人選びの段階から失敗をしたくない人は、就職実績が豊富なエージェントの中でも面倒見が良いキャリアコンサルタントなどの専門家に職場探しのポイントを教えてもらえるところを探してみましょう。

その他、転職エージェントの担当者との相性の良し悪しを重視したい時は、気軽に無料相談の申込をすると良いでしょう。

全国チェーンのドラッグストアはブランクの期間が長い人も職場復帰を果たしやすい

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全国チェーンのドラッグストアは、新人の薬剤師に対する教育が丁寧に行われており、勤務を始める前に調剤業務や医薬品の説明などに関する集合研修が実施されているところも多くあります。

そのため、ブランクの期間が長い人も不安なく仕事に取り組むことが可能です。また、経験豊富な人材が不足しているドラッグストアの中には、70代の薬剤師が活躍できる場を用意するところも増えており、現役の頃と同じようにやりがいを感じながら働くこともできます。

シニアのスタッフの受け入れ態勢が整っているドラッグストアにおいては、勤務シフトの見直しをしたり、定期的にまとまった日数の休みを取れるようにしたりするところもあります。そうした中、体力面で不安なく働きたい人は、各地域の薬剤師求人に目を通して、週に数回程度の勤務ができるドラッグストアを探してみましょう。

その他、健康上の理由で長時間の勤務をすることが難しい人は、地域によっては求人の数が少なくなることがありますが、一日二時間から三時間程度働けるドラッグストアを優先的に選ぶことがポイントです。

70代の薬剤師におすすめの職場選びのコツ

70代の薬剤師が体力面で負担なく働くには、過去の実務経験をそのまま生かすことができるところや、一日の勤務時間が短いところを職場の候補に入れることが肝心です。また、自分の力でシニア向けの求人を探すのが難しいという人は、シニアの求職者へのサポートが優れている求人サイトを使ったり、地域に密着した転職エージェントに求人紹介をお願いしたりするのも良いでしょう。